FRENZレポート　2014年10月11日夜の部

新宿ロフトプラスワンにて2014年10月11日～12日に行われる、 FRENZというオフライン上映イベントのレポ予定地です。

お断り：このオフレポの目的は、来れなかった方や興味を持ったがまた行っていない方へ、会場の様子やふいんきを記して残しておく事です。ですので、トークの内容や歓声などは可能な範囲で記録しますが、上映作品そのものの感想については数行程度に留めるかもしれません。上映作品がネットで公開され(ると信じています)、それを見て各個人それぞれ感じて頂くのが良いと思いますので。
あと、敬称は省略します。

11日(一日目)　夜の部

17:10頃、列形成開始。
17:44　開場
18:03　席を詰めるようアナウンス。昼の部よりもさらにテーブルが減って椅子が増えている。ミニ誘導棒が大活躍。
18:08　開演が18:30頃に遅れるとのアナウンス。
18:14　ロフトプラスワン側からの説明。チケット完売との説明に拍手。
18:16　ロフトプラスワンのイベントスケジュール案内VTR上映。FRENZが登場すると「フォー」と歓声が。
その間、スタッフはステージ袖で打ち合わせ。
18:30　開演前注意事項ムービー(タイトル：上映前にお願いがあります～食事編～)(制作：黒井心)上映開始。場内でパスタ茹でるのは禁止。

18:35　暗転し、オープニング(サブタイトル：Festival – Inherit the light of Fireworks -)(製作：フィンダーおじさん)上映開始。
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm25079024">【ニコニコ動画】FRENZ 2014 一日目夜の部オープニング Festival - Inherit the light of Fireworks -</a>　高画質版はFRENZ公式サイトにて
浴衣姿の少女が走る、和風なアニメーションでした。最後の打ち上げ花火に歓声と大きな拍手。
場内のテンションが高いまま、司会の前田地生とやんわり両名が登壇。
まず、やんわりが牛乳とロックスターのウォッカ割りを、前田地生がライジンとロックスターのウォッカ割りを注文。
ここで、開演前注意事項ムービーの制作者が紹介されて、拍手。
やや時間が押し気味で、休憩時間を減らすと案内。
オープニング楽曲製作のどぶウサギとフィンダーおじさんAことmaxcaffyと、フィンダーおじさんCことぬるてまが登壇。
18:48　乾杯
どぶウサギ曰く、絵コンテは頂いていたが、時間の指定は無かった。完成した楽曲をベタ褒めされて逆に不安に。
ぬるてま曰く、すっごいオープニングだった。素晴らしい。女の子のアニメーションを作っただけで、昨日は寝てしまった。
maxcaffy曰く、完成してよかった。FRENZが次の5年に繋がってほしいとの願いを込めて、2009年(第1回)のオープニングからパーツを拝借した。作品を花火に見立て、打ち上げ花火をイメージした。

第一部最初はクロユキ
上映前コメントは、ピッコピッコにしてやんよ
タイトルは空想ロケッツ
ドット絵がカラフルなボーカロイドPVでした。
上映後に、曲製作のでちと共に登壇。
クロユキ曰く、トップバターでびっくりした。前に頂いていた曲にPVを付けた。歌詞のある曲にPVを付けるのは2回目で、歌詞と動画の内容を合わせるか迷った。ドット絵はFlash、その他はAfter Effects(以下AE)を使用。
でち曰く、本当はフルバージョンで作る予定だったが・・・曲自体はピアプロにUP済み。
フルバージョンも製作するそうです。

次はぼんごれ
上映前コメントは「頑張って作りました」
タイトルはてる・みー　Tell Me　Youtubeへのリンク
カラフルなFlashでしたが、深いメッセージ性有り？
上映後に登壇。Fla博に出展したのが1話で、今回が2話。ミュージックビデオ(以下MV)をシリーズ化するとどうなるか？の実験作。全部で10話ぐらいを予定。

次はRes.
タイトルはりずむ　むしたいじ
コミカルなリズムゲーム。場内からは笑い声が。どこかでデジャヴを感じるのは触れないでおくか。

次はぶ～け
上映前コメントによると、今回は前編。後編は別のイベントに出展予定。
タイトルはみゃおちゃんフレンズ！
可愛らしいアニメーションと、しんみりしたストーリー・・・が、まさかのブルースクリーンオチに場内大笑い。

次は苔鉢らるー
(私信：上映前コメントが有ったのですが、書ききれなかったので省略します)
タイトルは極夜の太陽
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm24879399">【ニコニコ動画】【自主制作アニメ】極夜の太陽</a> 　Youtubeへのリンク
少し暗いけど暖かいタッチ。ストーリーがしっかりしたアニメーションでした。
上映後に登壇。2012年のプレゼント抽選会でsmlifcaticからfla3へ渡り、2013年のプレゼント抽選会でまた別の方へ渡ったあの赤いマスクを付けて。もちろん、そのマスクはプレゼント抽選会にまわり、次の方へ贈られました。
人前に作品を出すのは勇気が要った。それを恐れずに挑戦してほしいというメッセージを送りたい。

次はみ～や
上映前コメントは「UV様お許しください」
タイトルははグルまコンプレックス
作画が残念な粗いFlashアニメでしたが、良く動き、それなりに見れるクオリティーまでは持ってきていました。
上映後コメントは「次のみ～やはきっとよくやってくれるでしょう」
上映後にでちと共に登壇。そしてみ～やは土下座。
み～や曰く、字コンテは1年前に出来ていたが、作画がまだ粗い状態。歓声が何時になるか・・・
ここで、客席から応援する拍手が。
でち曰く、今日で2曲楽曲提供となり嬉しい。

次はボラッチョプロダクション
タイトルはスマートな生活
ネット公開しないそうなので、思い出せる範囲で詳しく書きます。
実写で男2人が会話するコメディ。場内からは時々笑い声が。カメラは部屋を俯瞰する場所に固定のまま。
ゴミ箱に紙くずを一発で投げ入れたり、たばこの箱の底を叩いて、飛び出た煙草を一発で口にくわえたりと、技を完璧にこなしていた男が、スマートフォンにmicroUSBケーブル刺そうとしてまごついたまま固まってしまって・・・「全くアンドロイドは・・・」とぼやく男に部屋の外に運ばれるところで終わり。
上映後コメントは「撮影はiPhone6　 Plusで行いました」
上映後に登壇し、オチの詳細説明。
Androidのスマートフォン→ケーブルがmicroUSB→裏表有るので刺すのにまごついたり・・・
iPhone6　 Plus→ケーブルがLightning→裏表無いのでまごつかない
・・・ってそういう事か！！なるほどという歓声があちこちからこぼれていました。

第一部最後はotogi*　
上映前コメントは「みなさんにありがとう」(筆者注：すみません。前半メモ取り切れませんでした)
タイトルは雨雲超えて
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm24720336">【ニコニコ動画】雨雲越えて</a> Vimeoへのリンク
」暖かいタッチのPV。しんみりとしたオチ
上映後に、作詞・作曲・歌・ピアノ担当のsola、アレンジ・ミックス担当のteaeyeと共に登壇。
sola曰く、やさしくなれたらいいなと曲を作った。映像と一緒になった時のパワーが凄い。
otogi*曰く、形になってよかった。
teaeye曰く、いい仕事するなぁと感心した。
solaよりファーストミニアルバムを物販ブースで販売中と告知し、降壇

19:49　第一部のプレゼント抽選会開催
19:55　休憩へ
20:05　休憩終了し、第二部へ

第二部最初はPheema
上映前コメントは、夏をテーマに、祖父母の家を思い出して制作した。
タイトルはHOME
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm24690852">【ニコニコ動画】HOME</a> 　Youtubeへのリンク
夏の田舎の家を撮影した実写・・・と思いきや、全て３DCG！？
上映後に登壇。煙とかが本物っぽくなるよう頑張った。3Dの質感も工夫した。

次は冬もぐら
上映前コメントは「明日への希望を忘れずに」
タイトルは明日も良い日になるでしょう
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm24698936">【ニコニコ動画】【初音ミク・IA】明日も良い日になるでしょう【FRENZ 2014】</a>
テンポの良い、可愛い絵のアニメと、雪国の夏の田舎の実写を重ね合わせた作品でした。
上映後コメントは、冬もぐらから「動画制作ダイエットで3kg増えました！！」、楽曲製作のBIRUGEから「岡山への移住をお勧めします」
上映後に登壇。1日を満足し、明日も良い日になるように・・・というのがテーマ。

次は774　
上映前コメントは、AviUti使いなのでアウェー感が有る。中学生の為会場へは行けないが、よろしくお願いします。
タイトルは重力操作の新化学　MV
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm24674893">【ニコニコ動画】【Re:ver】重力操作の新化学/PVつけてみた</a>
実写とエフェクトの組み合わせで見入るPV。タイポグラフィーとかの見せ方が上手いなと感心しました。
俺の知っているAviUtiとは違う！！

次は覇王樹　
上映前コメントは、自分が好きな『和』をテーマにした。
タイトルは和風空想情景
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm24726148">【ニコニコ動画】【FRENZ 2014】和風空想情景【和風】</a>
3DCGで和風建築を再現し、さらに日本古来の模様をテクスチャに取り入れた、グリグリ動くMGでした。
上映後に登壇。今回はカメラワークをぐちゃぐちゃに動かした。3Dで出来るようになったことをぶちまけた。もっと手の込んだ和風建築の3DCGも作っていきたい。

次はトコちゃん
上映前コメントは「初めまして。今回fla3さんの代わりとして出展しました。」
タイトルはトコと～く♪
コールアンドレスポンスが楽しい作品でした。
かなり毒舌なトコちゃんに開場から笑い声が。テンポも良かったです。
上映後に・・・フェルト製人形のトコちゃんと、その人形操作の黒子としてfla3が登壇。
予定上厳しかったが、客として来るのが我慢できなかった。途中まで作っていたものを完成させて出展した。うけたのでありがとうございます。

第二部最後はTwilight_ks
タイトルはオワラナイユメ
ガチなMGでした。透明感があって、見入る作品でした。
上映後に登壇しましたが、「しゃべること何も考えていない」という状態でした。今後、来年に向けて作っていきたいとの事。

20:54　第二部の抽選会開始
20:58　休憩へ
21:16　第三部開始

第三部最初はyama_ko
主に客席右側からコールが起こる。
上映前コメントによると、とある日をテーマにしたしっとりとしたMVとの事。
タイトルはハッピー・バースデー
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm24810424">【ニコニコ動画】『ハッピー・バースデー』MV</a> 　Youtubeへのリンク　 Vimeoへのリンク
爽やかなPV、しんみりと暖かい作品でした。
上映後に、楽曲製作のヒゲドライバーと登壇。
yama_ko曰く、技術的に新しいことに挑戦しようと、手書き調を目指した。
ヒゲドライバー曰く、地味な曲・反響が少ない曲を取り上げてもらった事に感動した。このようなイベントで熱くなり、楽しかった。

次はolo
上映前コメントは「テレビに出ると言えば・・・」
タイトルはテレビパン
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm24695300">【ニコニコ動画】テレビパン</a>
場内大笑いで大きな拍手。
上映後に、犯人役の森翔太と登壇。
olo曰く、アニメと犯罪者を結び付けたい風潮があるが、それをパンでやってみた。
森翔太曰く、自分が捕まった時、あのように出てくるのかと
olo曰く、絵を描くのが苦手で、これからは実写の時代かと思っている。
森翔太曰く、カット重ねる毎に出演者の演技が上手くなっていくのに感心した。
(筆者注：後日談。さらにフジテレビの朝の番組に取り上げられて、本物のテレビで流れるという事態に)

次は風鈴
タイトルは旅猫
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm24763296">【ニコニコ動画】旅猫</a>
毛並みのいい黒猫が旅をする、引き込まれるストーリー。
上映後に登壇。20時半頃から(緊張で)胸が痛くなった。コンクリートの質感はテクスチャーのおかげ。Cinema4Dは凄い！
今後は、さらに3DCGを勉強して、アクション物にも挑戦したいとの事。

次はYumaSaito
タイトルはilluminator
基本実写、CG少しな構成ですが、実写部分のボケ具合が凄いなと思いました。
上映後に登壇。ギリギリ間に合った。テーマは実写で森で美女を。もう少し手を加えたうえで公開予定。

次は出前　
上映前コメントは、「進捗どうですか？」・・・以下全部書ききれませんでしたが、バイオゴリラネタ
タイトルはGO BACK 2 YOUR RAVE
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm24715038">【ニコニコ動画】【FRENZ2014】　GO BACK 2 YOUR RAVE　【G2R2014】</a>
カラフルなMGでした。
上映後のコメントによると、BMSのイベントに出展する予定。
登壇し、真面目な作品を作ったのでコメントで笑いをとろうとした。もうすぐ動画制作を始めて10年になる。
maimaiにB.B.K.K.B.K.K.が収録されているので、みんな遊んで。

1日目のトリはかえる　と　やもり
上映前コメントは、4年前に立ち消えかけた映像です。
タイトルはピアノ・レッスン　MV
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm24758017">【ニコニコ動画】ピアノ・レッスン(古川本舗) PVつけてみた【FRENZ2014】</a>
2D・3D・実写等、色々な手法が混ざって融合した作品でした。
上映後の拍手も長い。
上映後のコメントは、FRENZありがとう。
その後、かえるボイラーとやもりの2名で登壇。こういう機会が無いと完成させられなかった。6種類の手法を用い、欲張った映像表現となっている。

22:16　プレゼント抽選会開始。
22:21　抽選会終了。

エンディング上映前に、エンディング曲制作のハムが登壇。
4曲も作ると約束してしまい、自分で自分の首を絞める結果に。
いつもの、まったり・ふんわりとした曲に仕上がった。

22:24　エンディング上映開始。
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm25232551">【ニコニコ動画】FRENZ 2014 一日目夜の部エンディング</a>　高画質版はFRENZ公式サイトにて
22:29　終演