FRENZ2018 2日目夜の部 オフレポ

新宿ロフトプラスワンにて2018年9月15日~16日に行われた、 FRENZ2018というオフライン上映イベントのオフレポです。走り書きのメモを元に作成していますので、誤字等はご容赦下さい。
また、上映作品の感想は短め、場内の雰囲気重視で書きます。敬称は省略します。


17:18、入場待機列の整列開始。今日はチケットの整理番号1番から地上のTOHOシネマズ前に整列。
17:31、入場開始。
17:49、注文を取るのが追い付いていないとのアナウンス。(注:新宿ロフトプラスワンはワンオーダー制。またこの後乾杯するので注文しようとする人が多く、注文を取る店員の対応が追い付かない状況に)
17:59時点で場内は満席に。

18:00 FRENZオリジナルビールCM(制作はolo)上映。普通にCMでした。
また、スタッフからパンフレットに注意事項が載っているとのアナウンス。

18:07 暗転
オープニング上映開始(制作はかえるボイラー)
特撮映画風の実写作品。ネタが多く拍手や歓声もおこる。
司会の前田地生とやんわりが登壇。
やんわり曰く、10回目の、平成最後のFRENZ、何か大きなことが起きそう。
ここでスポンサーのさくらインターネット株式会社の紹介。数Tbyteのデータを保存しておくサーバーを提供いただいた。もし万が一トラブルが発生しても、石狩のデータセンターから上映データを持ってくることが出来る。
パンフレットは今年は凄い。新しいスタッフがデザインを作り替えた。用語集も載っている。
FRENZビールの消費量は昨夜の時点で半分無くなったところで、ちょうどいい具合。ガンガン飲んで欲しい。
ここでオープニング制作のかえるボイラーが登壇。出演はAD笠原。テーマはアスペクト比。4:3から16:9、シネスコ(2:1)、シネラマ、スマホを縦に構えた9:16とかを切り替え、映像の歴史を表現した。ニュース映像のL字も好きで取り入れた。iPhoneXの淵まで映像が投影され受話口のところが切り欠かれているもの取り入れた。
18:27 乾杯。
サウンド・オブ・ミュージック(1965年公開・ロバート・ワイズ監督・20世紀フォックス配給の映画)のレーザーディスク版とDVD版で映像範囲が異なり、DVD版を見たときにおーっとなった。作りかけの映像作品がいっぱいあるのでそれらを作っていきたい。

2日目最初ははなけん
上映前コメントによると、ケンケンクロワッサンというバンドが解散する直前の曲を使用した。
タイトルはトレジャー
爽やかなアニメ風ミュージックビデオでした。
上映後に登壇。人生の記録と思い出の2つがテーマ。就職活動を通し、自分の選んだ道が宝になる事を表現した。もみじの花言葉は、たのしい思い出。

次はArch Arcade Film
上映前コメントは、そこは閉ざされた世界
タイトルはサブマシーン
鉄の質感がすごい、重い内容の3DCG作品でした。
上映後に登壇。脱出ゲームがテーマ。今後、創作のジャンルを問わず制作していきたい。

次はLaclale
上映前コメントは、いいくるみのひかりあった。
タイトルはオブジェクトクロスロード
かわいいアニメでした。
上映後のコメントは、罵倒を避ける為登壇しない。

次はCube
タイトルはおはなさんの一日
ほのぼのアニメなのですが、2週目からホラー映像が差し込まれて場内どよめき

次は幸せポエムbot
上映前コメントは、本当に幸せです。
タイトルは城主の時代だ
3DCGのカラフルな作品。国を作るオンラインゲームがモチーフですね。
上映後に登壇。エージオフエンパイア2がモチーフ。人生を感じるゲーム。今後、作りたいものを作りたい。いろいろ2Dと3Dどちらにするかなどは考えていない。

次は高村四郎
上映前コメントは、映像を作って15年になった。月の満ち欠けをテーマにしたミュージックビデオを作った。 タイトルはドビュッシー 月の光
写真を取り込んで戦争物を作る。場内は大笑いで拍手喝采。
上映後コメントは応援のおかげです。
登壇。去年受けたと聞いて、関西から来た。小6から映像作品を作ってきた。こんなに受けるとは思わなかった。今後、実写取り込みを広げつつ、絵にも挑戦したい。

次はreiya
上映前コメントは、光と都市がテーマ。
タイトルはこうぼうの都市
モノクロの深い映像作品でした。
上映後に登壇。グラフィックデザインを学んできた。思いを伝えたいと思ったのが映像作品を作り始めたきっかけ。さまよう疲労感を光から感じられたら。

次はLanguedocia
タイトルはインナー
POPなPVですが、内容は深い。
上映後、アステロイド、あおだるま、すずつの3名で登壇。アステロイドが文字デザインを担当。すずつがキャラクターを、あおだるまが全体のコンポジットを担当。あおだるまが呼びかけて3人で制作した。あおだるまがすずつの絵が凄く好きでアニメーションを作りたかった。

次は日本台湾かるた交流協会 新宿一丁目支部
上映前コメントによると、世界一簡単なボードゲーム、ナインタイルのプレイの様子。
タイトルはナインタイル舐めプ集
場内は大笑い。FRENZでおなじみの映像作家を次々と負かしていく。
上映後のコメントは、誰でも出来る簡単なゲーム。
ががが壇。そして壇上で前田地生とゲームをやりだし・・・そのまま休憩に突入(19:38)。前田地生が勝ったと思われたが、実際にはお手付きでした。物販コーナーにもナインタイルが売られていました。2回戦は赤卵が勝利。ゲームの即売会に出展予定とのこと。


19:55 第2部開始


第2部最初はひろつぐ
タイトルは破壊光線
モノクロの少し重い内容のMGでした。
上映後に登壇。映像制作を最近始めた。曲は知り合いに依頼。明暗を意識した。AfterEffectsとかCinema4Dとか使って色々作っていきたい。

次はミジンコ x 虚空
タイトルはベッドルームに傘
しんみりとした雰囲気のPV。実写と油絵調?のアニメーションを組み合わせた作品でした。
上映後にミジンコが登壇。ミュージックビデオの制作依頼があって作った。日常の中の憂鬱な感じを表現した。

次は田中情
タイトルはビューティフル
深い内容のアニメでした。
上映後に登壇。去年見に来て参加したいなと思った。映画とか色々やりたい。新しいジャンルにも挑戦したい。辛いときには前を向いてという意味を込めたストーリー

次はえいりな刃物

上映前コメントによると、初めての映像制作。
タイトルはオーディズ・ムズ・リボン
しんみりとしたアニメですが引き込まれる内容でした。
上映後のコメントによると、楽曲提供は父親。小学生のころから出てみたかった。
登壇。作りたいと思っていた。半年前に制作のためのデジタル機器が揃った。どう動かすか、絵をたくさん描いて試行錯誤し、動いた。ここで場内から拍手が。

次はCU/
タイトルはディス・コンテニュリティー
音同期が気持ちいいMGでした。
上映後にデザインのすずもとれん、マテリアル制作のくらたの2名で登壇。すずもと曰く、止まった動きや直線的な動きなど普段やらない事に挑戦した。わかりやすいように曲を探した。くらた曰く、シーンごとに怪しいシェイプ渡された。
来年は社会人になり忙しくなるが、途中で頓挫したものを完成させたい。

次はまきのせな
上映前コメントは、なんとか完成させた。
タイトルはシンユラリティー
POPでカラフル、ミクが可愛いボーカロイドPVでした。
上映後に楽曲制作のけせいと共に登壇。落ち込んでいたので明るい曲を作ろうとした。ボーカロイドが居なかったらここには居なかった。まいた種が育った瞬間が見れて嬉しい。

次はアミシマシマシ

タイトルはアチアチれっとう

古いアニメ風なのですが、ちょっと早くない?深夜の部向けな作品でした。
上映後に楽曲制作のつなしま、かわかた、ストーリー制作のひやまで登壇。3人で映像を作るのは初めて。美術大学の漫画研究会で3人知り合った。一番下品な作品にしたかった。ディズニー風のしゃせいを目指した。

次はSound piercer
タイトルはプーカー
落ち着いた曲にカラフルなMGでした。

次はつづつ
タイトルはチャーム
セクシーなアニメのPVでした。
上映後コメントでは、ラストが描きたかっただけ。
登壇。曲はもえしょっぷが担当。8月10日から製作開始。本人からは指示してもらえた。やんわりさん可愛い。


21:04 休憩開始
21:20 休憩終了


第3部最初はslipstream
上映前コメントによると、ハードロックな曲にアクティベーションをテーマにした。
タイトルはアクティベーション
実写と光の帯がカラフルで圧倒される作品でした。
上映後に楽曲担当のこきおきと映像担当のなかのまさとの2名で登壇。こきおぎがガチな曲を作ったので、なかのまさとがそれに乗っかって映像を制作した。

次は天之御咲(夢現四季)
上映前コメントは、技術的に見どころない、シチュエーションコメディー
タイトルはMay be you can smile
楽しいコメディーのアニメでした。女の子が可愛い。
上映後に登壇。凄く不安だったので、笑ってもらって良かった。シチュエーションコメディーに興味を持ってほしい。今後もコメディーを作りたいが、時間をかけて動きメインのも挑戦したい。

次はsskai
上映前コメントは、どうでもいい日常から非日常への変化を描いた。
タイトルはユーユーユー
POPで可愛いアニメでした。
上映後、映像制作のsskai、イラスト担当のせせし、楽曲担当のしれが登壇。春ぐらいから制作してきた。曲が最初に出来て、フューチャーパンクを目指した。

次はlanohe
タイトルはアリクション
カラフルでカッコいい、3DCGのMGでした。

次は永谷、石松
上映前コメントによると、可愛い感じのショートアニメ
タイトルはひそひそ妖精
キャラが可愛い、楽しいアニメでした。
上映後に永谷が登壇。ひそひそ声がおもしろいのではと思い、制作した。この2人のユニット名を付けたい。

次はyama_ko
上映前コメントは、フレンジーや狂気をテーマにした。
タイトルはネバー・エンダー
キラキラとカラフルで可愛い、MG寄りのPVでした。
上映後に登壇。今回のテーマは2つ。一つ目は音楽そのもの。去年やり切ったので今年は出展するか迷ってたが、音楽が好きなので出た。二つ目は継続していく事。曲中の今日と明日を道になぞらえている。はじまりはモノを作る喜び。今後、ポジティブな物とか、王道な物を作りたい。

次はサイトウユウマ
タイトルはアンブレラ
実写とエフェクトを組み合わせた、魅せられる作品でした。
上映後、楽曲担当のはれとと登壇。去年のFRENZが終わった後、相談したらまた一緒に作りたいという事になった。音楽のテーマは思い出。共同作業は貴重な経験になった。

2日目夜の部最後は駿
ここで場内から大きな拍手。
タイトルはエンゼルエコー
モノクロで、低音に圧倒される作品でした。
上映後に楽曲担当のサイレントルームと共に登壇。駿曰く、好きにやらせてもらって楽しかった。伝えたい事は見る人の解釈に任せる。サイレントルーム曰く、実在しない雲を捉えるレーダー現象がタイトル名。

22:28 エンディング曲を担当したハムが登壇。昨日は手拍子が起きて嬉しかった。楽しんで欲しい。
22:30 エンディング上映開始。
22:34 夜の部終演