FRENZ2022 2日目深夜の部 オフレポ

新宿ロフトプラスワンにて2022年9月17日~18日に行われた、 FRENZ2022というオフライン上映イベントのオフレポです。走り書きのメモを元に作成していますので、誤字等はご容赦下さい。
また、上映作品の感想は短め、場内の雰囲気重視で書きます。敬称は省略します。


22:54、少しずつ入場待機列が作られ始める。その前までは、ハヤシビルの前が人が溜まりすぎだったことも付記しておく。
22:13には、入場待機列の後ろの方(今回、列の後ろの方に並んでいました)も動きだす。

23:30、場内が暗転し、注意事項動画(制作:olo)上映開始。
物理演算で、注意事項の文字の塊が上から降ってきて、下にいる人形が吹っ飛んだりする映像でした。

スタッフのsmlifcaticが、#FRENZ_JPのハッシュタグをTwitterでトレンド入りさせたいとか、もう少々お待ちくださいとか説明し場を繋いでいるところ、23:42にいきなりオープニング-SONAR-(制作:いいも)が上映開始。
3DCGの星をテーマにした映像でした。場内からは手拍子と笑い声。最後は巨大なパラボラアンテナからビームを放つ。

いきなり始まったのは、機材トラブルを装ったドッキリでした。
司会の前田地生とやんわりが登壇。注意事項や今回唯一の物販品であるカップはほぼ原価であること、パンフは1部300円程度すること、特別メニュー等を説明。
やんわりは牛乳と絶品鴨ロース、レッドブルを注文、前田地生は電気ブランハイボールと絶品鴨ロースを注文。
オープニング制作のいいもと曲を担当したサイクルも登壇。いいも曰く、俺の仕事をした。
23:59、乾杯。
いいも曰く、ついにこの時が来た!
前田地生曰く、思いっきり(ビームを)ぶっぱなして良いと依頼した。
サイクル曰く、ビームは確定、キックを多めでソナー音も入れたりして曲を作った、
いいも曰く、オープニングのテーマは散らばった人を探す。宇宙望遠鏡のイメージ。ちょうど先日、ジェイムス・ウェップ宇宙望遠鏡が稼働開始した事がニュースになっており、それも意識した。
星空はAIに描かせた。望遠鏡からはビームは出ないか・・・
(筆者注:巨大なパラボラアンテナで、遠い宇宙もしくは観測基地に向けて電波を発信するように見えました・・・とフォローしておこう。)
マインクラフトサーバーを運営中。ブルーアーカイブやって下さい。

夜の部最初はペンギン映像ラジオ
上映前コメントによると、架空のラジオ番組の総集編。感想はハッシュタグを付けてツイートしてほしい。
タイトルは映像について語るときに我々が語ること
2画面で語り合っている、実写の作品でした。
上映後に登壇。遠隔で話し合うと意思疎通が難しい。話のネタとして20作品以上散りばめている。今後小説っぽい作品も作りたい。

次はCube
タイトルはIntertwined
重い印象のモーショングラフィックでした。
上映後に登壇し、技術的な話をする。クソ動画とかも作ってみたい。

次はFirstar
上映前コメントは、二人が映像を作り始めて10年、リメイク作品の予告編。
タイトルはボーダーライン 予告編
テキストを読ませる映像作品でした。
登壇。高校の文化祭用に制作した映像のリメイクを、現在実際に作っている。11月には作中のTRPGをプレイする様子を撮影予定。

次はGI
上映前コメントは、かいたんの夢のお話。
タイトルは儚げ
タイポグラフィーなPV作品でした
上映後に映像を担当したkirinと曲を担当したItsuki Amakusaの2名で登壇。テーマはコロナ禍のもどかしさ。そこを抜け出すパワーのような映像と、映像作家の背中を押すような歌詞の曲を作った。

第一部最後はチーム限界合作
上映前コメントによると、2019年から始まったシリーズの10作目
タイトルはクローバーティラー
色とりどりのPVでした。
上映後に紙雨楓、巳波みなと、Nisaiの3名で登壇。22人による映像と2人による楽曲の合作。原点回帰。ここで流せてうれしい。9月19日20時プレミア公開予定。


0:55、休憩開始。
1:15、第二部開始


第二部最初は大山真人
タイトルは君の知らない物語
きれいな絵とタイポグラフィーを組み合わせた作品でした。
上映後に登壇・・・するはずが、来れていない?!
前田地生から、出展者からの内部資料によると、VTubarへのファンムービーとして制作されたとのこと。

次はhiro
タイトルはdepression
不思議な印象のアニメ作品でした。
上映後のコメント、イチから考えて映像作品を作ろうとしていた。曲に助けられた。
登壇。不安な気持ちとの戦いを描いた。

次は事象(ペンネ)
上映前のコメントは、「今日は、メインディッシュばかりじゃ疲れるだろうと思ったので、おやつを用意しました。」
タイトルは さっぱり神社ランド ( ネットリテラシー )
緩い小ネタの詰め合わせ。場内から笑いも。
上映後のコメントは「大人気アニメSPPY×FAMILY(酸っぱいファミリー)を目指して作っていたはずなのに気付いたらこうなっていました。」
登壇。受けていなかったら切腹しようと思った。

次はMelophy
上映前コメントによると、初音ミクオリジナル曲
タイトルは色彩論
色をテーマにした、モーショングラフィックのような作品でした。
上映後のコメントは、象徴的な作品にした。

次は(実在しない)切り抜きチャンネル
タイトルはVtuber切り抜き のののはるひFRENZに出てみた
VTuberのトーク動画ですが、内容的に良かったです。
上映後に沼田友が登壇。色々な切り抜き動画を作っている。作品最後に「ファンレター」と出したのは、FRENZ開催が3年空いてしまったが、好きな映像作家に何か気持ちを贈れていればとの思いを込めた。
ここで、FRENZ運営に許可を得た上で、拍手を録音させてほしいと申し出、実際に壇上にて拍手を録音。この音声は9月23日にプレミア公開するときに使用予定。

第二部最後はななまち
タイトルはアンノウン・マザーグース
モノクロなPVでした。
上映後のコメント、好きな気持ちがある限り、続けることができる。
登壇。FRENZ2019に出展できず悔しかった。創作間を映像に込めた。プレッシャーがやばかった。


2:10、注意事項動画制作のoloとエンディング楽曲制作ののーねーむが登壇。
のーねーむ曰く、FRENZの作品を見てきて、自分の創作感が問われる。
olo曰く、人形の壊れ方がグロくて駄目出し食らい作り直したシーンがあった。
2:16、休憩開始
2:21、物販のカップが完売したとのアナウンスに場内から拍手。
2:35、第3部開始。その前に食事エリアの座敷が混んできたので、食べ終わったら出るようアナウンスも。


第三部最後は機能美p
この「最後」のアナウンスに場内から笑い声も
タイトルはそんな話を??食った
テンポの良い、文字を読ませる作品でした。
登壇。スクショできない、残像現象をタイトルにした。テーマとカウンターテーマのバランスに気を付けた。長さは24分ぐらい。FRENZに来るなら作品を出展したいと思った。


3:14、小休憩開始
3:20、第4部開始


第四部最初はゆたろう
上映前コメントは、とある長編SFを元に
タイトルは2デー展開図
人が走るアニメ作品でした。
上映後のコメント、こうなるのかぁ~
登壇。合作企画用のものをリメイクした。2次元に押しつぶされたらどうなるのかがテーマ。合作したものを後日投稿予定。

次は風鈴
タイトルは早咲きのバカが二輪
3DCGがかわいい作品でした。
上映後に登壇。人間が新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言で外出を自粛・制限されている間も動植物はのびのびしているのを描きたかった。FRENZ出展は5年ぶり。

次はngkz_&フィンおじ
上映前コメントは、FRENZになぞらえた。
タイトルは地下2階の魔物
色々な作品をまぜつつ、作者の心も描く作品でした。
登壇。FRENZに対する気持ちから自分がやれることをやろうと思った。作品を作ることで気持ちを受け止めていく。19日22時ごろから打ち上げの配信をする予定。作品内に引用させて頂いた方ありがとう。場内、フィンおじTシャツが多すぎ。大トリの前にあこがれていた。ありがとう。次の人に託したよ。

FRENZ2022大トリはえいりな刃物

上映前コメントは、趣味の映像を作った。ngkz_と84yenをモデルにした。 タイトルは死神
カラフルなアニメ作品でした。
上映後のコメントは、落語はBL(ボーイズラブ)かもしれない。
登壇。上映順がおかしい。中の人BLっぽい歌詞の曲を見つけた。昨年12月に配信されていたフィンおじのチャンネルで、ngkz_と84yenが出演しているのを見て、この二人で映像を作りたいと思った。表向きとしては、三次創作のファンアートになる。ありがたいございます、ngkz_と84yenにもありがとう。

4:07、全出展作品の上映完了。
前田地生より、良い作品を作ってください、いっぱい作品を作って下さい。
パンフレットにあるQRコードからのアンケートの案内を行う。
4:12、エンディング上映開始。今年のFRENZ全体のエンドロールの所では、場内から手拍子。4:18上映終了
その後に、前田地生より、来年は9月16日・17日を予定しているとの案内し、どうでしたかとの問いかけに、場内から大きな拍手。
4:19、終演