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新宿ロフトプラスワンにて2013年9月15日に行われた、 FRENZというオフライン上映イベントのレポです。

お断り:このオフレポの目的は、来れなかった方や興味を持ったがまた行っていない方へ、会場の様子やふいんきを記して残しておく事です。ですので、トークの内容や歓声などは可能な範囲で記録しますが、上映作品そのものの感想については数行程度に留めるかもしれません。上映作品がネットで公開され(ると信じています)、それを見て各個人それぞれ感じて頂くのが良いと思いますので。
あと、敬称は省略します。


15日(二日目) 夜の部

17:15 入場待機列形成開始。
17:45 入場開始。
会場直後にパンフレットが配られていないミスが発覚し、スタッフ総動員で配布するトラブル発生したものの、
17:57には、今回会場となるロフトプラスワンの紹介とスケジュール紹介のVTRが流される。もちろん、VTRで『FRENZ』が紹介されると場内から大拍手。
紹介VTR上映終了後も暗転したまま。

18:00:45、 オープニング(サブタイトル:BORDERLESS PARTY、製作者:yama_ko、楽曲製作どぶウサギ)上映開始。
FRENZ公式サイトでの公開先へのリンク

毎回恒例になりましたが、1日目のオープニングを元に2日目夜の部で大幅に手を加えたものを上映。
キラキラと輝くオープニングとなり、場内から「おーっ」と歓声が。
最後にゴノレゴがFRENZのFの字のポーズをとると、場内大拍手。

そして、司会の前田地生やんわりが登壇。
前田より、「色々トラブルがあったが、開演に漕ぎつけた。頑張ったシステム班に拍手を贈ろう。」という事で、場内から大きな拍手。
今回のFRENZに合わせて、舞台が良く見えない位置や喫煙所等に置いてあるモニターの配線が、RCAからHDMIへと大進化を遂げた。これにも、システム班が協力したとの事。
ここで乾杯用にドリンクを頼む・・・またエナジードリンク5種類のウォッカ割りですか(笑) これがまた、並べると綺麗なんですよね、場内からどよめきと拍手がおこるぐらい。

ここで今日のオープニングを製作したyama_koと、元となった1日目オープニングを製作したポエ山が登壇。
yama_ko曰く、一昨日flaファイルを頂き、今日の午前1時から製作開始。
それに対して、ポエ山より短時間でよくできたと褒める。
yama_ko曰く、午後1時ごろ意識が飛びそうになったが、かの有名な『ゴノレゴ』をいじっていた事に興奮していた。

二日目最初は黒井心
上映前コメントは、『カルビ食いたい』
タイトルはWelcome to FRENZ YouTubeへのリンク
写真の背景と実写の人間が動く様子を組み合わせたMG(モーショングラフィックス)
背景が、ロフトプラスワンの入るハヤシビルの正面でして・・・カルビって、2階の焼肉屋の看板のことか(笑)
時々笑いがおき、かつ音と映像の同期が気持ちいい作品でした。
上映後に、黒井心、曲担当のサクラモドキ、撮影担当のソラミミの3名で登壇。実写と実写の組み合わせをやってみたかった。

次は、 伊藤透明
上映前コメントは『ボーカロイドPVを作りたかったが、パラパラ漫画になった。』
タイトルはササメク Vocaloid PV
気持ちいのいいコマアニメでした。
上映後のコメントは『次回作にご期待ください。』2週間前にAfter Effectsを導入したものの、結局今回はパラパラ漫画になってしまったとの事。

次はけーぜ
タイトルはマドベノム~FRENZ2013~

モノクロですがそれが良い、しんみりとした作品でした。
上映後に登壇。現在、東京工芸大4年生でこの作品をさらに手を加えて卒業制作としたい。

次はtoai
タイトルはpainfall PV

独特の世界観で、しんみりする作品でした。

次はusushio
タイトルは架空の色彩
パステル調の爽やかなアニメでした。
上映後に登壇。夢の中で考え付いて、それがハッと気付いた時には消えてしまう、そんなイメージを元にした。今後は違うタイプの作品にも挑戦し、修行していきたい。

次はfla3
上映前コメントによると、サイトを立ち上げてFlash作るようになってから10年たち、長老の類だが、いつものようにボーカロイドPVを作った。
タイトルはcappuccino(カプチーノ)PV Flash版へのリンク

この方の書く女の子は可愛いんですよね。ほのぼのアニメでした。
上映後のコメントは『今回、あわあわPに曲を再調整して頂いた。あわあわPに盛大な拍手を』という事で、場内から盛大な拍手。
上映後に登壇・・・去年、smlifcaticよりサイン付きで出され、プレゼント抽選会で当てた仮面に、fla3のサインを書き込んで。これを今日のプレゼント抽選会用に手渡す。これを当てた人は、ぜひ来年のFRENZに出品してほしい。最近のボーカロイド曲は、最初から完成度の高いPVが付いているか、壮大なテーマを持っているので、そこを回避すべくあえて2007年の少し古めの曲を選んだ。

次はあじ
タイトルはcalcite

圧倒させるガチなMGでした。

次はフジツカ
ここで客先から「おーっ」と歓声が。
上映前は『最近はHTML5絡みの仕事ばかりしている。キャラが動くのを作りたかった。今は反省している。』
タイトルはMOVIE
可愛くて楽しい娯楽作品でした。
上映後に登壇。まずHTML5の仕事をしている方が居るか問いかけて、2~3人から手が上がる。某有名RPGのブラウザゲームに携わる機会が有り、そこでキャラをキャラクターが回転する技術を得たので、後ろ回し蹴りなど激しいアクションを取り入れてみた。今回はカラーにできなかったが、今後はもう少し考えて上達していきたい。

次は@ching
上映前コメントは『恋って甘いですね。初恋をテーマに初恋を忘れた二人で制作した。』
タイトルははつこいクッキー

ドット絵なのに3D、そんな・・・MGに分類してよいのでしょうか?
クッキーを作っているところがワイプで現れると場内から笑い声。そして作品に登場したキャラクターのクッキーが焼きあがると「おーっ」と歓声が。
上映後に登壇。最後に「おーっ」と歓声が上がったのが嬉しかった。そして着ていた『gifu.gif』Tシャツに拍手が。この方も早めに制作を始めるのを勧めていきました。

次は片栗粉の真実
ここで場内から「キャー」という歓声が上がる。
上映前コメントは『友人・先輩のアドバイスや励ましを頼りに製作した。楽曲はヒゲドライバーの物を使用』
タイトルはzapping Youtubeへのリンク
実写とアニメーションを組み合わせ、疾走感のある作品でした。
上映後に登壇。プレゼント上映会用に人工芝サンダルを提供。
個性の時代と言われながらも、テレビやネットで踊らされている、そんな現状を表現した。
この作品はFlashで作った。(で、場内左側奥から拍手。) これからもFlashで作っていきたい。(そしたら場内右手奥の桟敷席から落胆のため息)

そろそろ補足しておきますが、作品を出品した方は招待客として入場しております。スクリーンが見えやすい席はチケットを買って入場した方に譲ってほしい旨主催からお願いされておりまして、その結果として、右手と左手の奥に出品者とかその友人とかが固まっております。なぜか、去年のFRENZからでしょうか、舞台に向かって右手奥の桟敷席にAfter Effects派、逆の左手奥の壁際にFlash派が固まっております。

第一部最後は、MATSUMO
上映前コメントによると、スニャホ -The appli cat-の第一話を第二話を続けて上映するとの事。


ストーリーがしっかりした2Dと3Dを組み合わせた、よく出来たアニメーション。ネタに笑い声、そして最後のオチが大受けして大きな拍手。
上映後コメントは『現在第3話製作中。全4話を予定』
上映後に、MATSUNO、さらに声の出演の吉田一寿・山口清孝の3名で登壇。
MATSUNO曰く、現在4話構成で脚本練っている。第3話を来年公開できれば。
声の出演の両方より、今日初めて見たが面白かった。


19:35 休憩
休憩の間に、司会の前田地生の元に、札幌にいる森井ケンシロウから連絡が。
内容は、ちょうど今札幌短編映画祭で併催されているCGMアワードの結果について。
まず、優秀賞。エジエレキの『ひとりぼっちのユーエフオー』と、ke / 今朝北海道で水揚げされたばかりの毛蟹の『human』
そして最優秀賞。mt.ptの『コンピューター・オーヴァーチュア』・・・これは、去年のFRENZで上映された作品です。また、今回もmt.ptは深夜の部に出品しております。
この結果に場内からおめでとうの拍手が。

また、鴨ロースが完売したため、急遽特別に豚肩ロースを販売するとの連絡が。


19:45 休憩終了し第二部へ

第二部最初はmisokabocha
上映前コメントは『Rasさんの曲を使用。少しだけ壮大な曲です。』
タイトルはSTAGER (Youtubeへのリンク) (Vimeoへのリンク

RPGゲームをシンボルで表現した、爽やかなMGでした。
上映後のコメントは『9月末に開催されるBOF(THE BMS OF FIGHTERS)に出展・公開予定。』
登壇し、曲担当のRasと共に登壇。Ras曰く「投票お願いします。」
misokabocha曰く「本作品はゲームがテーマ」、Ras曰く「イメージ通り出来て凄い」
最後に、BMS(フリーソフトの音楽ゲーム)に興味がある方はよろしくお願いします。

次はかぜとき
上映前コメントは『いつもと違う、子供向け絵本のようなものです』
タイトルは雪うさぎと風花

綺麗なほのぼのとしたアニメでした。そしてストーリーも良い。
上映後のコメントによると、今回上映したのは前篇であり、後篇は春頃予定
上映後にイラスト担当の九条カノンと登壇。かぜときはアイコンのようなウサギの耳付き帽子を着用。
尺が長くなりそうで、後篇は来年になる。後篇ではMGとアニメを合わせていきたい。

次はZYAVUXA
タイトルはStrychnine Vimeoへのリンク
えーと、ベンゼン環とか原子核をモチーフにした音同期が気持ちいいMG。で、文系の人にはいきなりベンゼン環とか出されても分かったのだろうか?但し、理屈抜きでも見ていて楽しいかと。
上映後に登壇。緊張で胸がバクバクで・・・去年の帰り道思いついた。有機化合物の全合成であるストレキニーの合成をモチーフとした。
(筆者注:ごめんなさい。当方有機溶剤をすこし学んだ程度であり、専門用語が判らないため、聞き間違いしている可能性が有ります。)

次はyamaguchiβ
上映前コメントは『映像を作り始めて1年。AviUtlにて製作した。来年も出れるならAfter Effectsに代えたい』
(筆者注:AviUtlはフリーソフトです。After EffectsはAdobeのプロプライエタリ・ソフトウェア。Creative Cloud メンバーシップ (年間プラン)なら毎月5000円でFlashやPhotoshopなども付いてきます・・・あっ、Adobeの回し者ではありません。)
タイトルはSugor Rush

ガチなMGでした。これ本当にフリーソフト?!

次はイズ
上映前コメントは『10分ぐらいある。まったりとみて頂けると幸いです。Flashは正義!』
タイトルは天使と夢の島

しんみりとするストーリーのアニメでした。
ああ、夢の島って東京都江東区にある人工島の事か。背景が環境問題とかそういう重たいテーマででした。
最後のロール、声がすべてイズで場内から驚きの声が。
上映後に登壇。緊張した。真面目な作品に自分の声をつけるのは初めて。細かくシナリオが変わるから、あえて声を自分で当てた。作りたかった話をやりきったが、尺の関係で大幅に削った場所有り。後日WebにUPした際は、もう一度見てほしい。

次は風鈴
タイトルは風景色 本人のサイトでの公開先へのリンク

綺麗で雄大な、3Dのアニメでした。上映後に大きな拍手。
これは、FRENZ2010出品作品と同タイトル・同音楽で、その作品の続編の位置づけとの事。
(筆者注:上記『本人のサイトでの公開先』の一番下にあるのが、FRENZ2010の出品作品ですので、見比べてみましょう。)

次はTo7
タイトルはDoppelganger

なるほどと考えらせられる内容のMGでした。
上映後に音楽担当のLeaFと登壇し、『I』(英語、一人称)から連想させるものを作った。iimoに怒られるかなと思いつつビームを打ちたかった。BOFに出展予定。

第二部最後はtigo
ここで、場内から「おーっ」と歓声が。
上映前のコメントは『皆様、slashupへようこそ。今回は涙有りの感動作。ハンカチ片手にご覧ください。』
(筆者注:2007年8月18日、同じ会場でそういう名前のオフライン上映会が有りました。そこにも出展されていました。)
タイトルは妄想爆発奈々子さん 文化祭編
5分割でのUPですので、その1から順に辿って行って見てください。
時々織り込まれる小ネタ・下ネタに場内大爆笑。ちゃんと泣ける話になっているんですが、それを笑いでぶち壊しというかオブラートに包んだというか、そんな作品でした。
上映後に登壇。前田地生曰く「感動した」
寄せ書き風ENDEINGでボツ喰らった件の詳細は触れないでおきます。今後も年1回ぐらいのペースで作っていきたいとの事。


21:03 休憩
休憩時間中に、日本うんこ学会の説明
この休憩中に、豚肩ロースが完売した旨アナウンスされ、場内から歓声が。
21:15 第三部開始


第三部最初はeau.
場内から大きな拍手。
上映前コメントは『この世界はくだらない。君の歌を聴くまでは』
タイトルはidと人類模型 feat. lasah

しんみりとするMGですが、絵の見せ方とかうまいなぁと思いました。
上映後に、歌詞英訳のlasah、イラストのジャコウと共に登壇。
sasakure.UKより依頼を受けて夏コミの新譜にPVを付けた。また英訳にもちゃんと意味を持たせた。

次はサワイ企画
上映前コメントは『現在制作中のアニメ 第二話ですが、一話完結ですのでドーンと見てください。』
タイトルは風てん スポーツと風紀
ちりばめられたネタに笑い声。キャラが可愛く、テンポが良いアニメでした。
上映後に登壇。この作品は4人で制作したとの事。
東京工芸大OBだそうで、後輩は先輩に挨拶来るように言ってました。
仕事が舞い込んで胃が痛いと、社会人ならではの悩みも語る。

次は牛蒡
タイトルはモノクロの夢の朝

可愛くて楽しくて、テンポの良いドット絵アニメでした。最後のオチに場内大爆笑。
上映後コメントによると、『ゆめにっき』の2次創作。ぜひ『ゆめにっき』をプレイしてみてほしい。

次はクロユキ
一段と客席から歓声が。
上映前コメントは・・・・・・えーと、スクリーンに作者名が出てくる時のジングルを歌えという事ですね。
タイトルは∞ビット (読み:ムゲンビット)

ドット絵を用いた、疾走感のあるMGでした。
上映後に登壇・・・改造したゲームボーイを手に。そして、そこからスクリーンに作者名が出てくる時のジングルを流す。
そして、「申し訳ない、司会をいじってみたかった」と謝る。
曲は自作。そして色焼けを表現するために着色しているとの事。
次回は、いつもと違った別の物にも挑戦したい。

次はLak’asha
上映前コメントは『JK二人組ユニット。いっしょうけんめいつくりました』
タイトルはiRRiTUM

音同期が気持ちいい、落ち着いた感じのMGでした。
上映後に『Japanese Kaishain』(日本語訳:日本の会社員)二人で登壇。
映像担当のアオノと、音楽担当のナガタの両名で制作。
ナガタ曰く、別次元の東京をイメージした。
アオノ曰く、新名義で実験的な事を行った。シネマ4Dのプロジェクトファイルを公開したい。ただ、シネマ4D勢が少なくて少し寂しい。

次は井上涼
『赤ずきんちゃんと健康』の制作者と説明されると、場内から歓声が。
上映前コメントは『ティモの曲のMVを製作した』
タイトルはWanna Be A Tuna
不思議な曲に、可愛くてよく動くコマアニメで、独特の世界観を描く。
上映後に登壇。物販でDVDを頒布中。連休で心が広くなっているうちに買ってほしい。
NHKでも制作した作品が流れていることを紹介されると、大きな拍手が。
声をかけてもらえれば、意外と気さくに応じるとの事。

次はngkz_
上映前コメントは・・・えーと、これはなんかの効果音でしたっけ?この無茶ぶりに応じたやんわりに拍手。
タイトルはラットが死んだ

見ていて楽しい、MGとアニメで、独特の雰囲気。
上映後に登壇・・・仮面をつけて。
『ペスト』という小説をモチーフに描いた。次も作る予定。

二日目夜の部のトリは機能美p
ここで大きな拍手。
上映前コメントは『いつもそばで応援してくれた君をモチーフにした ホームセンターで2980円』
タイトルはclade over(クレード オーバー)
前回は文字を読む動画でしたが、今回は文字無し。但し、ストーリーがしっかりしていて、オチも良かったです。
上映後に登壇。モチーフは扇風機。今回は文字を使わないで作ろうとした。今後もこんな感じのを作っていきたい。


毎回恒例のプレゼント抽選会。プレゼントの内容に時々笑いが。

こちらも毎回恒例の寄せ書き風エンディング(楽曲制作:ハム)
公式サイトでの公開ページへのリンク

時々、笑い声とか「おーっ」と歓声とか起こる。

そして、二日目夜の部が終了。
現在、深夜の部のオープニングがレンダリング中であることがアナウンスされると、「おーっ」と歓声が。